キス以上をちょーだい
大好きなんだ。
-AYUMU-
―ドサッ
ヤバいです…。
この状況はかーなーり!
マズイ……。
「あ、あのっ…、何すか?これは…。」
「さぁ…。分かんないからこれから教えてよ…?おねーちゃん。」
真上には天井、そして彼、義理の弟。
真下には真っ白なシーツを被せてある私のベッド。
こんな状況でもドキドキしてる自分の心臓が憎い。
顔だって……
「真っ赤だよ…?」
「っ…!」
恥ずかしすぎる。
だって仕方ないじゃん。こんなに密着してたら誰だって顔ぐらい赤くなる。…はず。