小悪魔な彼女
心愛と俺は、駅前で待ち合わせた。


誰かに見たらマズイなと思いながら、駅の中にある本屋に入って本を適当に流し見ていた。


その本の中に目立つ位置にレイアウトされている本があった。


俺が、見たく無かった名前が書かれていた。

ずっと避けていたが今日は買って読んで見ようと決めていた。


俺は、彼女の本に触れて彼女の笑顔を思い出していた...


俺が、大好きだった笑顔。


でも...彼女は...

素敵な文章だけを残して...

この世から.消えてしまった...

俺は...文章よりも素敵な彼女に生きていて欲しかった....

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