小悪魔な彼女
【う.し.ろ】


心愛からのメールだった。


俺が、恐る恐る後ろを見ると帽子を被っていて死角になっている席に心愛が携帯電話を見て座っていた。


【そのまま...朱里とお茶してて】


心愛から、またメールが来た。


意外なメールで俺は少し混乱した。


怒ってないのか?...


朱里と俺は喫茶店に三時間くらいいて喫茶店を出た。


朱里は、これから塾に行くのだと言って駅のホームに手を俺に振りながら消えた。
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