小悪魔な彼女
夏の、図書室は何だかエロいなんて誰かが言っていたが、俺にはこんなにも明るくて爽やかな空間は他には無いと感じていた。


窓の外には、濃くてはっきりとした入道雲が青い空に流れていた.....


ギラギラした太陽..風になって草の香りがしてくる。


俺は、夏休みに入っても断る権利無しを行使されて心愛が部活がある日は図書室で待っていた。


元々、本は好きだが.....彼女の本から避けたくて最近は読んでいなかった。


さすがに、まだ彼女の本は図書室には置かれていなかった。


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