あたしが愛した人
「あ、今日の夜ご飯の買い物したいからそこのスーパー寄ってくれる?」

「はいよ。」




そう言って地元のスーパーに車を止めた。

お父さんは車の中で、あたしはお母さんとスーパーに。





何度も来てるこのスーパー。
さっさと食品売り場の所に行ったお母さんをよそに、あたしは一人化粧品売り場で立ち見していた。





すると聞いたことある声で
あたしの名前を呼ぶ声が聞こえた。





「あれ響?おーい響ーーーー!」
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