あたしが愛した人
ドカドカと男2人、女2人が入ってきて思い思いに飲み始めた。




こういう時、酒代はあたし達が出すんだろうか・・・

とついケチな事を考えてしまった。




でもこいつも人見知りしない奴だなぁ。



見ず知らずの人の輪にすんなり入ってくるんだもん。


こういうところは尊敬しなくてはならないかもしれない。




なんてね。

どうでもいいけど。




「響~、お前全然飲んでないんやない?」


「・・・お酒苦手だもん。」


「はは!マジ?!つまんねー女!」






ムカッ






だからこいつの一言は気に障る・・・。
< 45 / 87 >

この作品をシェア

pagetop