素敵な、すてきな、ステキな。
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何をすればいいか分からず、
数秒間みんなで固まっていると。
一番近くにいたハゲたおじさんがはっと夢から覚めたような顔をして話しかけてきた。
「お、おぉ、麻布さん、といったかな?どうぞどうぞ、入りたまえ。」
ものすごく引き攣った不自然な笑顔で促されて、中へ足を入れる。
ドアの近くにあった高そうなソファに座るように言われ、腰掛ける。
「少し待っててくださるかな?すぐに教室に案内するからね?」