素敵な、すてきな、ステキな。






はぁ、とため息をつかれた。





カッチーン!





「あんたの席。一番後ろよ。」







ピカピカ教室(またもや命名)の後ろのほうを指差しながら彼女は分かりやすく繰り返した。









見てみると、確かに一つ席が空いている。








「あ、ありがと...う?」







振り返ってお礼を言おうとしたら、彼女たちはすでに背を向けて他の人たちと混じっていた。








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