Special Cookie
「慎哉、ごめん。今日お菓子・・・忘れちゃった」





翌日、学校に着いて思い出した。



渡すためのクッキーしか持ってこなかったこと。




慎哉にすごく悪い気持ちになりながら頭を下げたらいいよって許してくれた。




あーやっぱり慎哉のこと好きだなって思う。


明日はほんといっぱい作ってくるから。




放課後になって私は屋上にクッキーを持っていった。
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