花びらとワインとキスと……
花びらとワインとキスと……
付き合ってるのかそうでないのか分からない彼氏がいる。
オフィスで同じフロアなのに、彼は私と付き合っている事は絶対の秘密にしていて。
目を合わせる事もしない。
「先輩、今日参加ですよね?」
2年後輩の楠木くんにそう声をかけられてハッとする。
そうだ……今日は部署内で夜桜を見ながらの飲み会があるのだった。
「うん、参加だよ」
「やった、俺、先輩の隣に座りますね」
「何言ってんのよ」
楠木くんは何故か私に好意があるようで……さり気なくアプローチされている。
それは彼氏も分かっているのに、あえて何も言ってこない。
チラッと彼氏を見るも、もくもくとパソコンに向かっていて私たちの会話を聞いているのかどうかも分からない。
(私が別の人を好きになっても、この人は黙って見てるのかもしれない)
こんな事を思ったりした。
オフィスで同じフロアなのに、彼は私と付き合っている事は絶対の秘密にしていて。
目を合わせる事もしない。
「先輩、今日参加ですよね?」
2年後輩の楠木くんにそう声をかけられてハッとする。
そうだ……今日は部署内で夜桜を見ながらの飲み会があるのだった。
「うん、参加だよ」
「やった、俺、先輩の隣に座りますね」
「何言ってんのよ」
楠木くんは何故か私に好意があるようで……さり気なくアプローチされている。
それは彼氏も分かっているのに、あえて何も言ってこない。
チラッと彼氏を見るも、もくもくとパソコンに向かっていて私たちの会話を聞いているのかどうかも分からない。
(私が別の人を好きになっても、この人は黙って見てるのかもしれない)
こんな事を思ったりした。