AKANE -もう一度、逢いたい-
◇第三章:彼女を救えるのは誰もいない




◇◆◇◆◇


君は決して振り返らない。



俺とは反対方向に
君は進んでいくだけだった。



もう君に手を伸ばすことは
不可能だろうか。



悩み、

苦しみ、

共感できない全て。



俺は別の道を
進むべきなのかもしれない。



でも、その俺の道は
見当たらなくて進めない。



暗闇のままで、
光がないから…。


◇◆◇◆◇


< 128 / 311 >

この作品をシェア

pagetop