AKANE -もう一度、逢いたい-
第四章:彼女と近づく心の距離
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俺は君を追いかけた。
伸ばした手が
届かないと分かっていても。
何度、無視をされても
追いかける。
何度嫌がられても
話しかける。
それが君と俺がまた交われる
道だと信じているから。
離れてしまっても、
また逢える道だと
信じたいから。
でもその考えは甘くて、
あとで思い知らされる。
君はもうこの道から
いなくなるということに…
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