プリンセス~初恋は暴走族~




テントに私を降ろすなり、優馬は私を抱きしめた。



大好きな優馬の腕と匂いに包まれ、幸せを感じる.....





「会いたかった.....ずっと.....



6年間、1日も蘭奈を想わない日は無かった.....」





........優馬........



「私も......会いたかった!」



会いたくて会いたくてたまらなかった....





「だったら勝手にいなくなんなよ!

あんなふざけた紙切れ置いていきやがって......

なんだよ......幸せになってって....


俺は蘭奈がいるだけで幸せだし、蘭奈がいなきゃ幸せになれねぇんだけど?」



< 189 / 216 >

この作品をシェア

pagetop