あたしとsな彼と先輩
みーちゃんとの約束。



今、あたしは高校の入学式に
出でいる。


・・・人多い。酔う。


「大山百合さーん」


「・・・はい。」


あたしは
気だるさから寝ていた。

だって、人は基本嫌いだし。
裏切られるし。



・・・なんて話は置いといて。




やっと入学式がクラスに向かうとこ。


「・・・ねぇねぇ百合ー!」


「ん?あ、みーちゃんか。」

「乗りワル!!てかてか!!」

「うっさいー・・・何?」


この娘は同中であたしの妹みたいに接してた
「如月未莉」

あたし・・・未莉だけはだけは信じれる。

大切な・・・宝物。
辛い時は1番の理解者。
いや、ふと気がつくと隣に居た。


「おねーちゃんには言うね(笑)」

「うわ、怖っ(笑)」

「えー」

「で?何?」

「んー、えーっと。・・・好きな人?が出来た!!」


「ふーん。・・・ってえぇ?まじ?」

「うん♪まじだよ」

「えー誰?」

「んーと、多分Fだと思う!」

「えーわかんね」

「百合、情報屋じゃん!」

「いや、だからまだ入ったばっかでわかんねーって」

「えーでも名前は解る♪」

「わかるんやん・・・」

「いしがみ・・・かいと?だったかなぁ」

「曖昧かい・・・」




あたしは
この時はまだ何も気づいていなかった。

まさか、元釣り師のあたしが
あんたに恋するなんて・・・。





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