あたしとsな彼と先輩
「・・・あ、大山同じクラスじゃん。」
「あぁ、拓馬か。」
こいつは・・・同中の
「岸田拓馬」
釣った奴が同クラ・・・
「反応薄いよー・・・」
「うるせー。」
「・・・あれ?陸上大会で同じレーンだった娘?」
「・・・・・・・・・あ。うん、多分。」
ロングで栗色の髪の毛に
人懐っこそうな顔。
嫌いなタイプ。
「あたしね?姫川歌恋。歌恋って呼んで!よろしくね♪」
「大山百合。よろしく。」
名前・・・お姫様見てぇ・・・
因みにあたしのクラスはD。
その五分後。
担任が紹介されてHR。
「(あー終わる。)」
「・・・以上です。明日から平常授業なので送れないでください。さようなら。」
みんな無言で教室から出ると
一目散に下駄箱に向かった。