分岐点
「あともう1つお前のことで知ってることがあるんだけど」
「えー何?」
「俺のことかなり好きだろ」
一瞬息が止まる。
唇が塞がれていたのだと、すぐには分からなかった。
「もう待たないから」
このタブーに手を出したら私はきっと後悔する。
でも、抗う方法が見当たらなくて。
目を閉じた。
わかった事は一つだけ。
もう友達には戻れない。
「えー何?」
「俺のことかなり好きだろ」
一瞬息が止まる。
唇が塞がれていたのだと、すぐには分からなかった。
「もう待たないから」
このタブーに手を出したら私はきっと後悔する。
でも、抗う方法が見当たらなくて。
目を閉じた。
わかった事は一つだけ。
もう友達には戻れない。
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