画面じゃなくて俺を見つめて。
「……~~っ!!」
なんで、そんな、反則だろ…!
可愛いすぎる…。
たまらなくなって後ろから強く抱きしめる。
「舜ちゃん?!」
「…じゃあれん、れんにとって……
俺ってなに?」
れんにとっての、舜ちゃん…?
小さく繰り返し振り返る。
形の良い大きな瞳がまっすぐに俺を見据えた。
「舜ちゃんは、大好きな人。純ちゃんや瑠衣くんとは違う大好きなの…。舜ちゃんがいなきゃ生きていけない…!」
…俺は、れんのナニを見てきた。
こんなに…こんなに想われてたのに…!!