画面じゃなくて俺を見つめて。
「俺…俺小説用かなって思ってた。すげぇ不安になって…
ごめんな、れん傷つけた…。」
肩に顔をうずめるとぎゅっと返してくれる。
れん…。
「舜ちゃんに一目惚れしたの。今までずーっと憧れてた小説みたいな恋が出来たのは舜ちゃんだからだよ?舜ちゃんがれんの初恋なの。舜ちゃんが小説用だなんて……怒るよ。」
「ごめん…。大好きだよ…」
「二度と離さないでね…!」
俺は、かなり
れんに愛されてたみたいです。