画面じゃなくて俺を見つめて。
「な、何でだよ…」
かなり、俺はショックだ。
「だって、言っちゃうとなんか減った気するもん!!じゃあじゃあ、舜ちゃんにとってのあたしってなーに?」
は…
はぁぁぁぁあ゛ぁ!?
こいつ、俺が聞きたくても聞けなかったことを…
「あれ、それ今日発売日だっけ?」
並みにさらっと聞きやがったー…!!
「れ、れんが…?いや、まぁ。そりゃ…
一番、何よりも大切な存在?」
ドキドキしながら答える。
これ…今なられんみたくさらっと「じゃあお前は?」って聞ける感じかもしれない…。
「…なるほどー。男の人ってそう答えるんだ!!ありがと、舜ちゃん!」
は…?
俺、今日何回は?って言ったんだろう。
数える暇もなく、今のコトバを理解する。
要するに…
ま、 た、 !
ケータイ小説かよ―――!!