《続》俺様ホストに愛されて
6.
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「お父さんがリュウに一目会いたいんだって」
“会ってくれる?”
一階の待ち合い室で待ってくれていたリュウに、恐る恐るそう訊ねる。
嫌だって言われたらどうしよう。
変な緊張から手に汗をかいた。
「よっしゃ、望むところだ」
「えっ、いいの?」
嫌じゃ、ないの?
「せっかくそう言ってくれてんのに断る理由なんかねぇだろ」
そうだけど。
土壇場で急に言われたら困るんじゃないかなって。
そう思ったんだけど。
「体に障るようなことを言わねぇように気を付けねぇとな」
なんだかリュウは嬉しそうに意味深なことを言っていた。
ま、いっか。
リュウがいいんならそれで。