《続》俺様ホストに愛されて


女らしくなった気もするし。



「なに見てんのよ?またボーッとしてたんでしょ?」



亜希が呆れたように笑う。



「ち、違うよ‼亜希、綺麗になったなぁって思って」



なんか幸せオーラが満開だし。



「えー⁉そう⁉」



「うんうん‼絶対そう‼リュウもそう思うよね⁉」



隣に座っていたリュウに同意を求めるよう、おしぼりで手を拭いていたリュウの腕を掴んだ。



「だとしたら、それは大樹の力だな」



リュウはあたしの目を見ながらニコッと笑った。



こういうことをサラッと言えちゃうリュウは本当に何者なんだろうか。



亜希は頬を真っ赤にさせながら「も〜‼」なんて言って嬉しそうに笑ってるし。


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