《続》俺様ホストに愛されて
大変というよりも、むしろ
「楽しいですよ」
あたしはヒロさんの優しい横顔を見つめながら返事をした。
毎日色んなリュウの顔が見れる。
リュウの休みが週1しかないから、一緒にいれる時間は大事にしてくれるし
極力あたしを楽しませようとしてくれてる。
夜いないのには大分慣れたけど、それでもやっぱり寂しい気持ちはあった。
それでもリュウの大きな愛をひしひし感じるから幸せなんだよね。
ミーンミーンと蝉の鳴き声が遠くから聞こえる。
窓から眩しいくらいの日射しが降り注ぐリビングは、幸せいっぱいの穏やかな色に染まっていた。