~恋桜~
やっぱり、舌入れるのかな?といろいろ考えていたら、龍君の声が聞こえてきた。
「ほら、言うんだろ?早く言えよ。」
「………龍君の」
「俺の?」
「寝顔撮ってました。」
またなにかされるんじゃないか、と思って
私はビクビクしながら言った。
「立原、お前、それ他のやつらに見せんなよ?」
「ほぇっ……」
想像より、違う事を言われたから変な声が出た。
「ふっ…クックック… 何か言われるに決まってんだろ?」