~恋桜~





「花菜~!戻ろ~!」


「少し先に行ってて!」


「早めに来てね~!」



そんなに離れてないのに、私と百合は、叫びながら会話した。


ふぅ……百合も行ったし。



「ねぇ、もしの続き何?」


「あ?…あ~あれか、フッ…もし誰かに見せたらお仕置きするからな?」


「えっ……」



意外な言葉に、私は顔を赤く染めた。


しかも、「分かったか?………花菜?」なんて言うから、私の顔は、もっと赤くなった。







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