~恋桜~




意味ありげな笑顔で私に言ってきた。


も、もしかして、キスしたのバレてるのかな?


いやいや、そんなはずないって…じゃあ何?


一人でぐるぐる考えていたら、ふと見覚えのある姿が目に入った。


あっ!龍君!

目の前にあるカフェの外のテーブルに何人かの男の子と一緒にいた。


絶対そうだ、あの明るい茶色の髪の毛。


それにあの不良っぽいオーラ絶対龍君だ!



「花菜?どーしたの?」

「しーっ…静かに」


私は、口の前に人差し指を立てて言い、静かに
龍君の近づいた。





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