~恋桜~
あぶな…
もう少しで、はい、と言いそうだった…。
「あっ…友達に…は…」
「なってもいいよ」
「やった~!」
百合ちゃんは、跳んだりしてはしゃいだ。
「百合って呼んでっ!」
「花菜って呼んでっ!」
私達は、またハモってしまった。
「息ぴったりだね。」
確かに……
「ねっねっ、メアド交換しよっ!」
「よしっ、いいよ~!」
なぜか、私は、よしっと言ってしまった。
息がぴったりなせいか、
私達はすぐに友達になった。