チョコ・メモリーズ
「あのさ、須藤って
今も学級委員好きなの?」

私は…

「ワカラナイ。」


「あれ?二人とも授業始まるよ?」


噂をすれば影とやら。
というのはこういう事だろう。


声をかけてきたのは、学級委員だった。


「邪魔者は退散すっからゆっくりしろよ。」

そう言って近藤くんは走りさって行ってしまった。



「な…近藤くーん!」

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