やっぱりお前がいい。
今日は仲間内で、凌の誕生パーティをする予定だ。

私と貴哉が幹事で、みんなが来る前に準備を進めることになっていたのに。

貴哉のせいで、凌の部屋に二人きり.....



正直な所、私はずっと凌が好きだった。

でも、傍にいすぎて、素直になれなくて.....

凌に新しい彼女ができる度、隠しきれない嫉妬に苦しんだ。



凌を諦めようと思ったのは、貴哉に告白された時。

貴哉は、告白してもいいか、凌に確認を取ってきたと言った。

ショックだった。

凌にとって私は、友達に譲れる程度の存在なんだ.....
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