―君ノ隣―


泣いている美羅の手を引き学校の近くの公園に入った。

ベンチに座らせて横に俺が座ると

美羅は俺の胸で泣いた。

俺はただ背中をさすることしか出来なかった。



「泣いてごめんね…。」


「落ち着いたか?」


「うん…ありがとう。」


「さて行くか!」


「智樹!」


「どうした?」


ちゅっ



俺が立ち上がり名前を呼ばれ
振り向くと美羅にキスをされた。


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