【完】ガルボイズ.

赤鉛筆‐夢花side‐






『はぁ…』

マコが変な事を言ったせいで、あたしはさっきから溜め息がとまらない。

「他に誰もいないなー?」

今はホームルームの授業中。
てか、さっきから何してんだろう。

「じゃあ男子の方は、長谷部で決まりな!」
『……は?』

先生が突然ツバサの名前を言った。



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