ミントチョコの魔法 〜afterプラス〜
「あ、あのね・・・遼ちゃんだったら好きな人が自分のことを好きなふりをしてたらどうする?」





学校を出て側道を走ってるときあたしは遼ちゃんに聞いた。




「あっ?なんだよそれ。好きなふりって・・・まさかお前それで泣いてたのか?」




「り、遼ちゃん。危ないからちゃんと前みて」




「お前がそんなわけわかんねえこと言うからだろ」




遼ちゃんがいきなりあたしの方を向くから怖かった。


運転中に話したのは失敗だったかも。



すると遼ちゃんは路肩に車を停めた。
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