ミントチョコの魔法 〜afterプラス〜
「・・・ありがとな」
「えっ?」
「あいつのこと。あと、これ渡そうと思ってたんだけど・・・シャーペンのお礼」
ずっと黙ってた栄が急に口を開いてカバンの中から一つの可愛くラッピングされた包みをあたしに差し出した。
「これ・・・」
「シャーペン嬉しかった。それから一緒に出かけられたことも公園で靴飛ばししたことも楽しかった。だから・・・やっぱり思い出にするには時間欲しいからさ」
あたしが招いた種。
泣く資格なんてないの。
でもでも涙止まらないんだ。
「やっぱりしばらく話しかけないから」
栄にもらった包みを抱きしめて何本も
ホームで電車を見送った。
☆ネクスト☆
栄の言葉にホームで泣きじゃくるあゆ。
そんなあゆを慰めてくれたのは江坂さん。
2人でもらった包みを開けてみた。
そこに入ってたものとは
可愛いウサギのミントチョコ。
もう一度魔法をかけたい。
今度はあたしに勇気の魔法を。
「なっちゃん、あたしこのチョコレート食べ終えたら栄に告白する」
「えっ?」
「あいつのこと。あと、これ渡そうと思ってたんだけど・・・シャーペンのお礼」
ずっと黙ってた栄が急に口を開いてカバンの中から一つの可愛くラッピングされた包みをあたしに差し出した。
「これ・・・」
「シャーペン嬉しかった。それから一緒に出かけられたことも公園で靴飛ばししたことも楽しかった。だから・・・やっぱり思い出にするには時間欲しいからさ」
あたしが招いた種。
泣く資格なんてないの。
でもでも涙止まらないんだ。
「やっぱりしばらく話しかけないから」
栄にもらった包みを抱きしめて何本も
ホームで電車を見送った。
☆ネクスト☆
栄の言葉にホームで泣きじゃくるあゆ。
そんなあゆを慰めてくれたのは江坂さん。
2人でもらった包みを開けてみた。
そこに入ってたものとは
可愛いウサギのミントチョコ。
もう一度魔法をかけたい。
今度はあたしに勇気の魔法を。
「なっちゃん、あたしこのチョコレート食べ終えたら栄に告白する」