ミントチョコの魔法 〜afterプラス〜
放課後、また今日も文化祭の準備。



あたしたちはまた固まって飾りを作る。そして聞こえる甘ったるい森田さんの声。




「栄くん。無理しないでね。あたしで良かったら力仕事でもやるから」




「森田には任せられないから」




優しく響く彼の声。楽しそうな森田さんの表情。あーっもうやだやだやだ。




「あゆ、あんたそんな顔してるなら早く栄のとこ行って誤解といておいで」
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