ミントチョコの魔法 〜afterプラス〜
結局栄からも離すことはなく向かった場所は数学準備室。


ミントチョコもジンクスもなんにもないけどもういいもん。



あたしはぶつけるんだ。
栄の気持ちなんて知らない。




数学準備室の扉を開けて無理矢理栄を
引っ張り込んで鍵をかけた。




「ちょ、ちょっと何なんだよ?」




「・・・ごめん。ごめんね」




「だから・・・」




そのまま後ろからあたしは栄のことをギュッと抱きしめた。





「あたし栄が・・・好きです」
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