ミントチョコの魔法 〜afterプラス〜
だから我慢比べ。



遼ちゃんのつねりにどれだけ耐えれるか。




それなのに遼ちゃん、全然つねって来ない。




代わりにふわっと頭を撫でられた。



あたしの短い肩までの髪を何度も何度も撫でられる。




気持ち良くてつい頬が緩んだ。





「・・・だよ。好きだよ」






ガバッとそこであたしは顔を上げた。


なに今の夢?あたしの理想なんだけど。




だってそこにいたの栄・・・。



しかもあたしに好きとか言って
あり得なさ過ぎ。




やっぱりミントチョコの効果は絶大だったんだ。


神様いい夢見させてくれてありがと。
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