ミントチョコの魔法 〜afterプラス〜
「はあ?俺がいつそんなこと言った?」




「そう言いたいから昨日からずっと電話かけてきたり話したいことがあるとか言ってるんでしょ?」




「・・・わけわかんね。ちょっと頭冷やせば?」




「・・・もういい。もうバイバイする」




「勝手にしろよ」




栄は靴を履き替えてそのまま帰っていった。


何よ、それ。なんでそんなこと言うの?あたしたちあれでもう終わり?




やっぱりあたしだけが好きだったんだ。



下駄箱にもたれてあたしは声を上げて泣いた。
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