ミントチョコの魔法 〜afterプラス〜
眠り姫のストラップ
そして来てしまった約束の日。
あの後江坂さんはすごく嬉しそうな顔をしてありがとうと言った。
彼氏を諦めてくれてありがとうってことだよね。
諦めてないんだよな。
諦められるならもうとっくに諦めてるんだよね。
あたしは携帯のストラップに触れながら彼を好きになった日のことを思い出した。
あれはまだ6月のある昼休み。
あたしは理子とお弁当を食べていた。
その後は2人で他愛ない話をしてたら
いきなりあたしの目の前に目を瞑って眠ってる可愛いウサギのストラップがチラついたんだ。
そのままそれを取ってパッと後ろを
振り向くと栄が笑ってた。
「それ、やるよ。そっくりだからさ」
「えっ?」
「眠り姫にピッタリだろ」
あたしのことを眠り姫と言って笑った
その笑顔にやられた。
なんだ。この爽やかで可愛い笑顔。
ドキドキした。
でもその後すぐに江坂さんと噂になって
今では栄夫婦。
あの後江坂さんはすごく嬉しそうな顔をしてありがとうと言った。
彼氏を諦めてくれてありがとうってことだよね。
諦めてないんだよな。
諦められるならもうとっくに諦めてるんだよね。
あたしは携帯のストラップに触れながら彼を好きになった日のことを思い出した。
あれはまだ6月のある昼休み。
あたしは理子とお弁当を食べていた。
その後は2人で他愛ない話をしてたら
いきなりあたしの目の前に目を瞑って眠ってる可愛いウサギのストラップがチラついたんだ。
そのままそれを取ってパッと後ろを
振り向くと栄が笑ってた。
「それ、やるよ。そっくりだからさ」
「えっ?」
「眠り姫にピッタリだろ」
あたしのことを眠り姫と言って笑った
その笑顔にやられた。
なんだ。この爽やかで可愛い笑顔。
ドキドキした。
でもその後すぐに江坂さんと噂になって
今では栄夫婦。