ミントチョコの魔法 〜afterプラス〜
あたしの最寄り駅に着いてパスタ屋さんに向かう。
「あっ、勝手に連れて来ちゃったけど栄、パスタ食べれる?」
「今更何言ってんだよ。食えるよ。割と好き」
「良かった。すごく美味しいんだよ。麺は生麺だしソースもすごく美味しいの」
「お前、食い物の話してるとき本当に楽しそうだな。やっぱり腹ペコさん」
「腹ペコさんって何よ。あたしにはちゃんと名前が・・・」
「あっ名前も食い物だ。『あゆ』」
ドキン。
向けられた優しい笑顔で名前を呼ばれたから心臓が破裂するかと思った。
こんな風に近づいちゃうと返って
諦められなくなるよ。
ミントチョコの魔法が解けなければいいのに。
ずっとそばにいたいよ。
その笑顔も全部全部あたしのものに
したいんだよ。
「あっ、勝手に連れて来ちゃったけど栄、パスタ食べれる?」
「今更何言ってんだよ。食えるよ。割と好き」
「良かった。すごく美味しいんだよ。麺は生麺だしソースもすごく美味しいの」
「お前、食い物の話してるとき本当に楽しそうだな。やっぱり腹ペコさん」
「腹ペコさんって何よ。あたしにはちゃんと名前が・・・」
「あっ名前も食い物だ。『あゆ』」
ドキン。
向けられた優しい笑顔で名前を呼ばれたから心臓が破裂するかと思った。
こんな風に近づいちゃうと返って
諦められなくなるよ。
ミントチョコの魔法が解けなければいいのに。
ずっとそばにいたいよ。
その笑顔も全部全部あたしのものに
したいんだよ。