ミントチョコの魔法 〜afterプラス〜
secret crush
土曜日は本当に夢のような一日だったな。
でもあの時、遼ちゃんに会わなかったらあたし呼びとめてたかもしれない。
そんなことしても栄は江坂さんのもの
なのにな。
あーいけない。いけない。
もうすぐ電車がくる。
今日も朝から栄に会えるんだもん。
ニコッと笑って会うんだ。
「おはよ」
「おう。あ、CD持ってきた。はい」
「わー嬉しい。ありがとう。へえ。この人Yumaって男の人なんだ。栄はどの曲がオススメ?」
「俺は2曲目と6曲目かな。2曲目はこないだ視聴したやつ」
「あ、あの曲。いい曲だったもんね。へえ。この歌「secret crush」って曲なんだね。おっとっと」
今日は週の最初の日だからか人が多くて混んでる。
小さいあたしはもちろん手すりなんか届かなくて電車が揺れるたびおっとっとって右や左に移動中。
とりあえず借りたCDだけは死守しなきゃいけないから急いでカバンにしまった。
「ゆっくり聞かせてもらうね。おっとっと」
もうっ。今日の運転士さん運転揺れすぎ。
「あのさ、もし嫌じゃなかったらここ掴んで。結構移動してるからさ」
でもあの時、遼ちゃんに会わなかったらあたし呼びとめてたかもしれない。
そんなことしても栄は江坂さんのもの
なのにな。
あーいけない。いけない。
もうすぐ電車がくる。
今日も朝から栄に会えるんだもん。
ニコッと笑って会うんだ。
「おはよ」
「おう。あ、CD持ってきた。はい」
「わー嬉しい。ありがとう。へえ。この人Yumaって男の人なんだ。栄はどの曲がオススメ?」
「俺は2曲目と6曲目かな。2曲目はこないだ視聴したやつ」
「あ、あの曲。いい曲だったもんね。へえ。この歌「secret crush」って曲なんだね。おっとっと」
今日は週の最初の日だからか人が多くて混んでる。
小さいあたしはもちろん手すりなんか届かなくて電車が揺れるたびおっとっとって右や左に移動中。
とりあえず借りたCDだけは死守しなきゃいけないから急いでカバンにしまった。
「ゆっくり聞かせてもらうね。おっとっと」
もうっ。今日の運転士さん運転揺れすぎ。
「あのさ、もし嫌じゃなかったらここ掴んで。結構移動してるからさ」