ミントチョコの魔法 〜afterプラス〜
放課後、あたしは教室で遼ちゃんを待ってた。
今日もお決まりのお昼寝で。
もちろん口の中にはミントチョコ。
今日もいい夢が見れたらいいな。
・・・・好きだよ。
あたしも
「あたしも・・・ムニャムニャ」
好き。
「好き」
栄のことが
「・・・栄の、ことが・・・」
自分のうろ覚えの寝言の後に教室の扉が開いた。
「あゆちゃん!今、寝言言ってなかった?」
ヤバイ。
今のは確実に江坂さんに聞かれた。
どうしよう。
「ねえ?今、寝言言ってたよね?」
「あ、あれ?聞こえちゃった。ごめんね。あたし誰もいないと思って。ね、寝言よく言うんだよね」
「あたしちょっと残っててトイレ行こうと思ったらたまたま聞こえちゃったんだ。さ、 栄とか言ってなかった?」
「や、やだな。魚だよ。魚!!あたし魚がすごく好きで最近魚、食べてないなとおもってゆめでいっぱい魚食べる夢を見てそれでつい寝言を・・・」
ご、ごまかせるはずがないよね。
どうしたらいいんだろ。
もし今あたしがここで栄のことが好きだって言ったら江坂さんきっと怒るよね。
あたしの彼氏を好きにならないでって。
やっぱりもう諦めなくちゃいけないよね。
今日もお決まりのお昼寝で。
もちろん口の中にはミントチョコ。
今日もいい夢が見れたらいいな。
・・・・好きだよ。
あたしも
「あたしも・・・ムニャムニャ」
好き。
「好き」
栄のことが
「・・・栄の、ことが・・・」
自分のうろ覚えの寝言の後に教室の扉が開いた。
「あゆちゃん!今、寝言言ってなかった?」
ヤバイ。
今のは確実に江坂さんに聞かれた。
どうしよう。
「ねえ?今、寝言言ってたよね?」
「あ、あれ?聞こえちゃった。ごめんね。あたし誰もいないと思って。ね、寝言よく言うんだよね」
「あたしちょっと残っててトイレ行こうと思ったらたまたま聞こえちゃったんだ。さ、 栄とか言ってなかった?」
「や、やだな。魚だよ。魚!!あたし魚がすごく好きで最近魚、食べてないなとおもってゆめでいっぱい魚食べる夢を見てそれでつい寝言を・・・」
ご、ごまかせるはずがないよね。
どうしたらいいんだろ。
もし今あたしがここで栄のことが好きだって言ったら江坂さんきっと怒るよね。
あたしの彼氏を好きにならないでって。
やっぱりもう諦めなくちゃいけないよね。