大好き
幼なじみ
「こんにちは!僕幸祐!君は?」

「・・・あ、あたしは飛鳥!」

「飛鳥ちゃん!ヨロシクね♪」



5歳のときにこのマンションに引越して来た。周りの景色、知らない人、あたしの前には分からないことばかりだった。

そんなとき、隣の家の男の子が話しかけてきた。そう、幸祐が。

それがきっかけで幸祐と仲良くなった。

幼稚園、小学校、中学校、いつでもどこでもあたしたちは一緒だった。

でも中学3年のとき、幸祐はあたしのそばから離れていった。
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