大好き
この日から幸祐は、あたしの幼なじみから大切な人へと変わった。

それと同時に一緒に学校に行くことがなくなった。

なんでって?

なんか幸祐は、もうからかわれたくないらしい・・・幸祐、恥ずかしがりやさんだからかな?

・・・なんて落ち込んでる場合じゃないよ!

学校に行けば会えるじゃん!家帰ってから話せばいいじゃん!

・・・・・・・・

考えれば考えるだけむなしいだけだし・・・

はぁ・・・・・・

「飛鳥、どうしたんだよ」

っ!

「こ、幸祐!」

「なに驚いてんだよ!大丈夫か?!」

「うぅん!なんでもない!じゃぁ。」

あたしはそう言って幸祐の前から逃げた。



幸祐が話しかけてきた!心臓の音どうしよぅ!?

・・・ってあたし興奮してるし!!!

こんな気持ち初めて・・・これが恋心って言うのかなぁ。
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