大好き
それでもあたしはチョコを買った。もちろん幸祐の分。

でも・・・・

買ったはいいけど、どうやって渡す?ホントに渡せるの?

もう・・・・・・・・渡すのやめよっかなぁ・・・

「あー、今、幸祐くんにチョコ渡すのやめよって思ってたでしょ!」

「えぇ~なんで分かるの!?」

「顔に書いてるあるもん」

未紅にはなんでもおみとうしだなぁ・・・

「で、いつ渡すつもり?」

っは!危うく忘れるところだった・・・

でも、ホントどうしよう。いつ渡そう、どこで渡そう・・・・



あぁ~~~~!!!

「未紅助けて!」

「っ!急になに?!」

「幸祐にどうやって渡せばいいの?」

「そんなことか・・・もっと静かにしゃべってよね。

 まず、学校行かないと幸祐くんいないでしょ!」

「あ、そうか!じゃぁ行こう♪」

なんか、やる気でてきた!このまま学校行ってチョコ渡そぉ!

「ねぇ」

それで、どうしよっかなぁ!!!

「ねぇってば!」

「あ!ゴメン」

「・・・幸祐くんにもちろん告るんでしょ?」




「あぁーーーーーー!すっかり忘れてた!!!!
 どどどどどどうしよう?!?!?」

「落ち着け!大丈夫だって、未紅さまの保障着きだから♪」

「・・・・・・うん・・・がんばるわ」
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