サイド·フェイス~カメラの前で~【TABOO】
「それじゃあ、始めよっか。指示して」
「はい」
いつものように写真を撮り始める。全体、顔だけ、何かを持つ。
楽しい写真撮影。けれど、これが嵐にとって運命を左右する大事な一枚であることも捺美は認識しなくてはならない。
アイドルを被写体にすることは普通は出来ないこと。けれど、恋人であり師匠でもある彼のおかげでこんなチャンスを得ていた。
「あ、捺美さん。横顔、撮って貰えます?今度のCDで使って見たくては」
「あ、はい。わかりました」
CDジャケット用は基本的に嵐からの指示。正面からの撮影が多い中、珍しく横顔。
ファインダーから覗いた嵐の横顔に捺美は胸が高鳴るのを感じた。
「はい」
いつものように写真を撮り始める。全体、顔だけ、何かを持つ。
楽しい写真撮影。けれど、これが嵐にとって運命を左右する大事な一枚であることも捺美は認識しなくてはならない。
アイドルを被写体にすることは普通は出来ないこと。けれど、恋人であり師匠でもある彼のおかげでこんなチャンスを得ていた。
「あ、捺美さん。横顔、撮って貰えます?今度のCDで使って見たくては」
「あ、はい。わかりました」
CDジャケット用は基本的に嵐からの指示。正面からの撮影が多い中、珍しく横顔。
ファインダーから覗いた嵐の横顔に捺美は胸が高鳴るのを感じた。