おはようございます××さん
「本当に良かったんですかねえ...??」
私は隣を歩くお兄さんを恐る恐る見上げる。
私たちは今、駅周辺をブラブラ歩いていた。
平日の午前中だから、いつもと比べれば人通りは多くない。
ちなみに、お兄さんは上機嫌な様子で、鼻歌なんて歌っちゃってる。
「なんでそう思うの⁇」
「いやあ、だって...。」
実際、青春真っ只中の私は何度かこういう悪事(サボり)を決行したことがある。
だから、正直私がサボっていることには深い問題はない。
ただ、やっぱり引っかかるのはお兄さん
。
大の大人が良いんだろうか。
「大丈夫大丈夫‼
この間、エレベーターが止まった後のプレゼン以来、
あんまりたいした大きい仕事ないから。」
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