約束の空【完】

「あのね…」


そう言うと七海ちゃんも海くんもあたしを見た。


「あたし、体がおかしいの…」


「んぁっ!?琴海!何で早く言わないんだ!!病院行くぞ!」


海くんは慌てて席を立とうとした。


「海くん!待って!!そうじゃなくて…」


「……?」


海くんは不思議な顔をしながらも話を聞いてくれた。
< 46 / 138 >

この作品をシェア

pagetop