すべての想いをキミに
携帯小説なので、イラストなどはつかない。登場人物は、好きな芸能人を思い浮かべながら、物語を進めていった。
小説を書いているときが、とても楽しかった。
時間を忘れるほどに。
昔からそうだった。何かに熱中すると、それしか目に入らない。長所でもあり、短所でもある。
熱中しすぎたあまり、食事の支度も、おろそかになっていった。
それでも、娘との時間は大切にしていた。幼稚園での出来事や、休日はどこに行こうか、などちゃんとした会話もあった。
それが、だんだん減っていくようになっていったのは、小説以外の楽しみを見つけてしまったからだった。