私の初恋はセンセイでした。
最近は、引き取ってくれた叔母と叔父の仲までもが、悪くなってきていた。
そろそろ、ヤバイ頃かもしれない。
「なんであなたはいつもそうなのよっ!!!!私の話くらい、聞いたらどうなのっ!?!?」
「お前こそ俺のこと何も知らないくせに、いろいろ言ってんじゃねぇよ!」
毎日絶えない喧嘩。
壊れていく物。
私も精神的に、そろそろ耐えられなかった。
でも、こんなことでひまりに迷惑をかけたくなんてない。
…だから、耐えるんだ。
「…叔母さん、私、片付けるよ。部屋で休んでて?ご飯も作るから。」
にこりと微笑んで、叔母さんの機嫌をとる。
この人は怒りだすと当たってくるから、本当、迷惑な話だ。