私の初恋はセンセイでした。
でも、そんなセンセイの笑顔は、とても輝いていた。
…なん…なのよっ
「…お前、可愛いな」
センセイは私の頭をぽんぽん、と撫でて口元を緩めた。
「…っえ…///」
照れてしまう自分が恥ずかしい。
ドンッ
「ち、近寄んな。」
再びプイッと顔をそらし、真っ赤になっているであろう顔を必死に隠す。
…みられたく、ない。
「…んだよ、正直じゃねーな。」
ちぇ、なんて言いつつ、机に腰をおろすセンセイ。
どこか遠くを眺めているのだろうか…かっこいいかも、なんて。
…って、え!?!?
どうした自分、熱?熱あんの?ありえないありえない!
あんな人をカッコいいとか…
一人で慌てていると、センセイは私をじっと見つめている。
「な、何よ。」
「…何踊ってんのかな…って(笑)」
ば、馬鹿にしてるっ!!!!
ドスッ
「…いってぇ!」
私は腹が立って、センセイのお腹に思いっきりパンチをいれた。