Dear...
決して彼の方からメールが来ることはなかったけれど、諦めなかった。

彼が自分を好きになってくれるかは分からない。

でも、彼を好きだという気持ちは、きっと向こうにも伝わっている。

それでもメールを続けてくれているのは、嫌じゃないから。

そう思っていたから、諦める理由なんてなかったのだ。
< 36 / 106 >

この作品をシェア

pagetop